第2話 『阪神優勝を阻止した男』(バカヤロー!)
こんにちは。
コミュニケーションファクトリー株式会社
代表取締役工場長のTony(とにー)です。
2008年の阪神タイガース。
前半戦は理想的な戦い方でほぼ独走態勢。
今年は日本一になってアジア一になって…。
なーんて楽しいんだろう♪
しかぁし!
勝手に妄想して、油断しまくって、
で、優勝逃して、CS負けて…。
ヘトヘトになった我が同志達は
多かったことでしょう(バカヤロー!)。
優勝を逃した原因はチーム内外にたくさんありましたが、最も大きな原因のひとつにライバル巨人の驚異的な勢いがありました。
実は、この巨人に勢いをつけた男がいます
(野球好きの方はご存知ですね)。
その男の名は鈴木尚広(すずきたかひろ・以下、尚広ちゃん)。
読売巨人軍の外野手です。
2008年、巨人のメイクレジェンドという奇跡は
彼がスタメンに名を連ねた7月から始まりました。
そう尚広ちゃんのおかげで阪神は優勝できなかったんです!
僕の名刺には尚広ちゃん公式サイトのURLが印字してあります。
なので僕のことを巨人ファンだと思っている方がたくさんいらっしゃいますが、
ここで、きっぱりと申し上げます。
僕は、生粋の阪神ファンです。(参ったかぁ!!)
今年2008年5月。
ナイトゲーム終了後、西麻布で尚広ちゃんと食事する機会がありました。
そのときの尚広ちゃんは、これまで僕が見たことのない程の苦悩ぶりでした。
いつも前向きで、自分を追い込んで、
結果はついてくると日々鍛錬していた男が、とっても煮詰まった様子でした。
その頃の尚広ちゃんは巨人の代走の切り札。
ここで1点が欲しいというところで、2塁を奪える球界屈指のスピードスターです。
尚広ちゃんは打席に立ちたい。
できればスタメンで出たい。
しかし走塁がスペシャルであるが故に打席に立つチャンスが少なくなっていたのです。
「なまじ脚が速いばかりに…」
彼の一番の売りであるスピードにさえマイナス思考でとらえてしまう状況でした。
もちろん監督やコーチに期待されて、ベンチにいる事は尚広ちゃんも解かっていました。
でも、ストレスがたまっているときというのはプラスのことを忘れてしまうもの。
その後もいろいろと尚広ちゃんとは思えない言葉がでてきました。
あの、プラス思考の尚広ちゃんが…。
僕はとにかく耳を傾けました。
とことんガス抜いてあげる。
今、僕にできることはこれだけ…。
食事しながらも、苦悩の言葉が続きました。
ツライんだなぁ…。
2時間くらいが過ぎた頃、急に黙り込みました。
二人に沈黙が続きました。
数分が過ぎて、ボソッと一言。
「でも、俺、野球好きなんですよね…。」
少し間があって…。
「だから、なんだかんだ言ってもやってるんですよ。そうなんですよね。」
尚広ちゃんに少し笑顔が戻りました。
「チャンスはないの?」と聴くと。
「夏にチャンスがあると思います。」力強く答えました。
吹っ切れたように、「それまで負けないようがんばります。」と続けました。
そして7月。
ジャイアンツの主力選手の故障もありチャンスが尚広ちゃんにまわってきます。
すると1番に定着し、結果はご承知のとおり。
入団10年目にして、彼は本来の力を発揮し、
読売巨人軍奇跡の大逆転優勝の立役者として大活躍したのでした。
友人であり、親戚のようなナイスガイの尚広ちゃん。
年上の僕にいろんなことを教えてくれます。
尚広ちゃんに教わったこと。
『好きなことはやめられない(身体が動いてしまう)』
『自分を信じて準備をする(好きだからこそできる)』
継続は力なりといいますが、
自分が好きでもないことをがんばり続けるのは相当困難です。
それより、自分の命をかけれるくらい好きなことを見つけると
止められないので継続(努力)してしまう。
で結局、結果は着いてくる!
スゴイことを教わりました。
※ここは大事です。試験に出るので覚えておいてください。
■尚広ちゃん優勝記念インタビュー

※鈴木尚広哲学が満載。必見です!
尚広ちゃんは、多くのこども達や大人達にスピード感溢れるプレーを通じて、
夢と希望と感動を与えているヒーローです。
そんな尚広ちゃんにご縁があったことに僕はとても感謝しています。
尚広ちゃんホントにありがとう!
※写真は「ういっしゅ」な尚広ちゃんと僕
でも、阪神ファンとしてはフラフラやけどね…。
サンキュウ!!!!!(犬井ヒロシ風)
次回、第3話『金髪な僕を受け入れてくれた親分』をお楽しみに♪
今回も最後まで読んでくれた『ヒーロー』なあなたに感謝です。






